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派遣社員は正社員と具体的にどこが違う?それぞれの特徴を掴もう!

公開日:2022/02/15  最終更新日:2021/11/22

「派遣社員は給与が安いのでは」「でも正社員は自由がなくなりそう」そんなふうに正社員と派遣社員のどちらがいいか迷っている方もいるかもしれません。どちらも一長一短といった感じで判断が難しいですよね。そこで今回は働き方を考えるヒントにできるよう、派遣社員と正社員の違いや特徴についてくわしく解説します。

派遣社員は正社員と具体的にどこが違う?

派遣社員と正社員を比較しやすいように、具体的にどう違うのか以下で説明します。

雇用主・雇用形態

正社員は勤務先の会社が雇用主となる「直接雇用」です。対して、派遣社員の雇用主は派遣元である人材派遣会社が雇用主で、その派遣会社を通して勤務先で雇われる「間接雇用」になります。派遣社員の給与の支払い、勤怠管理などは派遣会社によってなされます。

雇用期間

正社員は雇用期間の定めがない「無期雇用」で、派遣社員は期間に上限がある「有期雇用」です。派遣社員では、1つの会社の同一部署では最大3年までしか働けないという法律による規定があります。

ボーナス・退職金の有無

正社員にはたいてい支払われるボーナスや退職金が、ほとんどの派遣社員にはありません。派遣会社によってはまれに、ボーナスが支給されることもありますが、かなり少額になるでしょう。ボーナスや退職金の有無が、両者の年収額が大きく違う原因になっています。

業務の範囲

正社員は業務内容が多岐にわたり、雑務や同僚の仕事を手伝ったりすることもありますが、派遣社員の場合は基本的には雇用契約に定められた業務以外の仕事をすることはなく業務の範囲が限定的です。

待遇

短期契約が通常ということもあり、派遣社員は勤務先の業績が悪化すると真っ先に契約を切られてしまう立場であるということが、正社員とは大きく違う点です。また福利厚生の面においても、正社員は手厚く保護されています。

派遣社員として働くメリット

派遣社員として働くことのメリットを解説します。

ライフスタイルに合わせて働ける

短時間勤務にしたり、週3日にしたりと自分の希望に合わせた自由度の高い働き方ができることが大きなメリットです。時間のやりくりがしやすくなるので、子育て、副業、趣味の時間など、会社以外のプライベートを充実させることができます。派遣社員はワークライフバランスが非常にとりやすい働き方だといえます。

スキルアップできる

同じ職種でも、いろいろな会社で違ったやり方を経験できるので、スキルをさらに磨いていくことができるようです。また、いくつもの職場で就業することで視野も広がるうえ、新鮮な気持ちを維持しながら仕事に取り組むことができます。

さらに自分のスキルやレベルに応じて仕事が探せるので、徐々にスキルアップしながら、よりハイレベルで高時給の案件にチャレンジしていくこともできるでしょう。このように自分の理想のキャリア設計がしやすいのも派遣社員の特徴です。

人間関係のストレスが少ない

派遣社員は勤務先の社員ではないので、会社内のゴタゴタに巻き込まれたり、昇進のために上司に気を遣うこともなく、飲み会や懇親会の誘いも断りやすかったりします。

会社の人と割り切ったつきあいができるので、仕事とプライベートをきっちり分けたい方には適しています。実際に正社員としての人間関係に疲れた人が派遣社員としての働き方を選ぶことも多いです。

派遣社員のデメリット

次に、派遣社員のデメリットを解説します。

雇用・収入が不安定

有期雇用なので短期的な契約になることや、契約の継続が会社の業績によって左右されやすいといった面があります。また時給制で働いた分しか給与が出ないので、ゴールデンウィークなどの祝祭日の多い月には大幅に減収になってしまうこともあり、雇用と収入において不安定だといえるでしょう。

スキルがないと給与が低い

ひとくちに派遣社員といっても職種・業種は幅広く、それぞれによって時給は大きく違ってきます。薬剤師やITエンジニアなどの一部の専門職や特別なスキルを必要とする職種では、1,500円〜4,000円の高時給ですが、スキルや経験もない未経験者の仕事だと1,000円〜1,500円になってしまうことが一般的です。

派遣社員は即戦力が求められるだけに、スキルがない人にとってはアルバイトと同水準の収入になってしまう可能性があります。

年齢が上がると不利

特別なスキルを持たない派遣社員は、年齢が上がるほどに仕事探しが難しくなっていくという現状があります。派遣社員という働き方を続けるのであれば必要な人材であり続けるために、常にスキルアップを念頭において仕事をしていく必要があるでしょう。

正社員として働くメリット

それでは派遣社員にはない、正社員としてのメリットについて説明します。

雇用の安定

やはり一番のメリットは雇用が守られ安定して働けるという点です。長く景気が低迷している今の日本では、終身雇用も絶対ではなくなり昔ほどの安定は約束されていませんが、それでもよほどの状況でない限り解雇されることはなく、無期雇用なので基本的には定年までの生活は守られることになります。

昇給・昇格・ボーナス

長く勤めることで昇給したり、業績が認められ昇格して役職がついたりすることがあります。ボーナスに関しても正社員であれば支給される場合が多いです。こうした制度があることで、働き続けるための励みにもなります。

福利厚生が充実

正社員は派遣社員に比べると、福利厚生が充実していることが一般的です。福利厚生の具体例としては次のようなものがあります。

・住宅手当

・扶養手当

・通勤手当

・慶弔休暇

・育児休暇

・年1回の健康診断の受診

福利厚生は大きい会社になるほど手厚くなっているといった傾向があります。

正社員のデメリット

次に、正社員のデメリットを解説しましょう。

会社に多くの時間をとられる

基本的にフルタイムの仕事になるうえ、残業になったり急に休日出勤になったりすることがあります。週休二日制で週末は休めるが、それ以外の平日はほとんど会社のために時間を使っているという方が世の中の正社員の大半ではないでしょうか。正社員で働くと、どうしてもプライベートが犠牲になりがちだといえます。

異動や転勤

正社員は原則、会社の方針には従わなければならないので、自分の望まない異動や転勤を命ぜられることがあります。出世や昇進に影響する可能性があるので命令を断れないこともあるうえ、単身赴任、もしくは引っ越しや転校など、家族全体が大きく影響を受けることにもなるでしょう。

責任が重い

正社員は業務範囲も広く、経験が増えるほどに責任の重い仕事を任されるようになることが普通です。プロジェクトのリーダーになったり、部下を持つことになったりした場合、強いストレスを感じる方もいます。

 

ここまで派遣社員と正社員の違いについて解説しました。派遣社員は自由度が高い反面、収入や将来を考えると少し不安がありました。一方、正社員は雇用の安定や収入面が魅力でしたが、その分ストレスが多いことは否めないでしょう。

結論としては、どちらが正解ということはなく、自分の価値観で判断するしかありません。今回くわしく説明した内容を検討して自分の働き方を考えるきっかけにしていただけたらと思います。

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