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派遣の常用型と登録型の違いとは?最適な雇用形態を選ぶポイント

公開日:2023/11/15  最終更新日:2023/10/23

派遣社員には常用型・登録型など、雇用形態に複数の種類があります。派遣社員として働くことを考えている人は、それぞれの働き方について十分に理解し、自分に合ったスタイルを選択することが重要です。今回は派遣社員の常用型・登録型のメリットやデメリットを詳しく解説するので、働き口を探している人はぜひ参考にしてください。

常用型派遣とは

常用型派遣とは、派遣会社で常時雇用されている派遣社員を指します。常用型派遣は無期雇用派遣とも呼ばれ、派遣先企業との契約有無に関係なく、派遣会社との雇用契約は継続されます。つまり、常用型派遣は派遣会社と無期限で雇用されている派遣社員が派遣先企業で働くというスタイルです。

常用型派遣のメリット

常用型派遣のメリットは、派遣先が決まっていない場合でも雇用関係が失われない点です。派遣社員と聞くと、これまで働いていた派遣先企業との契約が終わったあと、次の働き口との契約を締結するまでの空白の期間は給与が発生しないと考える人が多いでしょう。しかし、常用型派遣はどの企業とも契約がない空白の期間であっても、派遣会社との雇用契約によって給与が発生し、社会保険加入も継続されるのが特徴です。

さらに、常用型派遣は無期雇用契約と呼ばれるように契約期間に期限がないため、ひとつの職場で長く働き続けることが可能です。勤続年数が長くなれば知識・スキルの獲得や向上もしやすく、幅広い経験を積めます。さらに、常用型派遣は派遣会社の社員として働くことから、休みの日数にかかわらず、安定した収入を得られます。派遣会社によっては賞与がもらえるケースもあるため、契約前に確認してください。

常用型派遣のデメリット

先述のとおり、常用型派遣では、派遣先企業との契約がない間も派遣会社からの給与が発生します。ただし、不景気で長期間派遣会社への依頼が途絶えている場合には休業扱いとなり、収入は給与から休業手当へと変わります。休業手当は平均給与の6割とされているため、収入額は大きく減少してしまうでしょう。

また、常用型派遣であるからといって短期・中期の派遣先で働く機会がなくなるわけではありません。何度も職場が変わる可能性もあるため、人間関係の構築や新しい環境へのストレスで、働くことをつらいと感じるケースもあります。

登録型派遣とは

登録型派遣とは、派遣社員といわれ、多くの人が想像する一般的な働き方です。派遣社員として働きたい人が派遣会社に登録し、派遣先企業からの求人をチェックして働き口を探します。派遣先が決まったら期間を定めて契約を交わし、派遣社員として働きます。雇用契約は最長3年間で、契約終了後は派遣会社との雇用契約も終わりです。次の働き口が見つかれば、改めて雇用契約を結ぶことになります。

登録型派遣のメリット

登録型派遣のメリットは、働き始めるハードルが低い点です。まずは派遣会社に登録を済ませるのみでよいため、出社の必要もなく自宅から手続きが可能です。また、ライフスタイルの変化に合わせて勤務時間や勤務地を変えやすいのもメリットといえます。

派遣先企業で困りごとや悩みがある場合に、派遣会社の担当スタッフに相談できるのもうれしいポイントです。あくまで雇用元は派遣会社であるため、トラブル発生時には派遣会社スタッフがしっかりと対応します。

登録型派遣のデメリット

登録型派遣のデメリットは、同じ場所で3年以上勤務できない点です。3年間の契約満了時に再度契約を更新した場合でも、3年経過後には部署を移動する必要があります。当然、次の契約先が決まるまでは給与を得られないため、空白期間を作らないように、先回りして契約先を探さなければなりません。

また、登録型派遣では給与アップや賞与の受け取りは、基本的にはないものと考えておくことが必要です。派遣先企業の正社員・契約社員と同じように働いていても賞与の支給を受けられないため、モチベーションを保てないと感じる人もいるでしょう。

常用型派遣と登録型派遣の違いと雇用形態の選び方

常用型派遣と登録型派遣の違いは、派遣先企業との契約がない期間も派遣会社の社員として給与が発生するかどうかと、雇用期間の制限です。常用型派遣では派遣先企業との契約にかかわらず給与が発生しますが、登録型派遣では契約期間が満了すると、派遣会社との契約も終了します。

また、常用型派遣では無期限で長く派遣先企業にて働けるのに対し、登録型派遣では最長3年間という制限があります。収入を安定させて長く働きたい人は常用型派遣が、ライフスタイルに合わせて働き方を変えたい人には登録型派遣が向いているでしょう。

まとめ

今回は、常用型派遣と登録型派遣のそれぞれの強みやデメリットに加え、2つの雇用形態の違いについて詳しく解説しました。常用型派遣は派遣先企業との契約に関係なく安定した収入を得られることや、ひとつの職場で長く働けることでスキルアップしやすいことがメリットです。しかし、不景気により依頼が途絶えると休業扱いとなる可能性もあります。

登録型派遣は自宅で手軽に派遣登録でき、トラブルがあれば派遣会社のスタッフに対応してもらえるのが魅力です。ただし、給与アップや賞与の受け取りが期待できないことや、短期間で職場が変わることなどがデメリットとして挙げられます。

どちらの働き方が適しているかは、ライフスタイルや理想の働き方によって異なります。それぞれのメリット・デメリットをよく理解して、最適な選択をしてください。

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