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派遣社員の年収相場を確認しよう!実際どのくらい稼げるものなの?

公開日:2021/12/15  最終更新日:2022/01/13

「自由度の高い働き方ができる」「アルバイトやパートよりも時給がよい」といった理由で派遣社員の仕事を選択する人が増えている昨今。派遣社員は実際どのくらい稼げるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、派遣社員の年収の相場や年収アップの方法などについて解説します。

派遣社員として働くメリット

まずは派遣社員とはどういったものか理解するために、派遣社員として働く場合のメリットについて解説します。

希望のライフスタイルに合わせて働ける

豊富にある案件の中から、職種、勤務時間、残業の有無、勤務地など自分の希望の条件を設定して仕事を探すことができるようです。そのため、子育てや介護で時間のやりくりが難しい方や、仕事ばかりでなくプライベートも充実させたい方には、派遣社員という働き方は非常にマッチしています。

急な残業や休日出勤も基本的にはなく、スキルアップの勉強、家事や育児、趣味の時間など、毎日を計画的かつ有意義に過ごすことができるでしょう。

パート・アルバイトより高時給

派遣社員のほうが一般的にパート・アルバイトよりも時給が高いです。理由としては、派遣社員はより専門的なスキルが求められることが多く、即戦力となる人材として雇用されているからです。時給が高いので、短時間で効率よく働くことができます。

さまざまな企業で働ける

ベンチャー企業から大手企業、有名企業まで派遣社員の形で求人を募集しているところはたくさんあるので、さまざまな企業、業界、職種で働くチャンスがあります。「自分のやりたいことが見つからない」といった方にも、自分の可能性を探すよい機会となるでしょう。

派遣会社のサポートがある

派遣先で困った問題や悩みがあるときに派遣会社の担当者に相談できるのも大きな魅力です。職場の同僚や上司にはいえないような悩みがあっても担当者になら話しやすいうえ、場合によっては勤務先との間に入って問題解決にあたってくれることもあります。

最近では、いつでも相談できる専用のコールセンターを設けている派遣会社もあり、労働者の心理面のサポートにも力を入れているので、安心して働くことができます。

派遣社員として働くデメリット

雇用が不安定

雇用期間が決まっているので、安定して働けるとはかぎりません。一般的には3ヶ月や6ヶ月ごとの雇用契約を結びますが、その際に必ず契約更新をしてもらえるわけではなく、勤務先の企業の業績によっては予期せず終了となってしまうことも充分起こります。

また、同じ職場で最大で3年までしか働けないという労働者派遣法のルールもあります。

収入が不安定

基本的には時給制なので、祝祭日の多い月(年末年始や夏季休暇など)には大幅に収入が減ることがあるようです。また給与面に関していえば、交通費の支給がない、賞与・昇給・退職金がないことも把握しておかないといけません。

派遣社員の年収相場

次は、気になる派遣社員の年収について見ていきます。

派遣社員の平均年収

派遣社員の平均年収は、1日8時間・年間稼働日数240日で計算した場合「357万円」です。(平成30年度時点)年収の算出方法について以下で説明します。

厚生労働省のデータによると、1日あたり(8時間)の派遣労働者の平均賃金は、「1万4,888円」です。(厚生労働省「平成30年度労働者派遣事業報告書の集計結果」より)この金額は無期雇用派遣や有期雇用派遣の別を問わず、全国のすべての派遣労働者の平均値になっています。

したがって、無期雇用なのか有期雇用なのか、どの地域で働いているか、業種・職種などによってかなり違いが出てくるので、その点は注意してください。

そして、土日祝と長期休暇を合わせた年間休日は120日前後とされているため、仮に125日の年間休日と設定して、残りの日数240日を出勤日数として計算します。結果として、「1万4,888円」×「240日」=約「357万円」の年収となります。

正社員の年収と比較

では正社員の年収と比べるとどのくらい違うのでしょうか。国税庁の「平成30年分民間給与実態統計調査結果」によると、正社員の平均年収は約「504万円」で、派遣社員とは150万円ほどの開きがあります。

この差額の要因としてはやはり、賞与(ボーナス)の支給の有無が大きく関わっています。現状では派遣社員ではボーナスや交通費の支給がないことが一般的です。しかし派遣会社によっては例外もあるため、ボーナスありという条件で派遣会社を選んでみるのもよいかもしれません。

派遣社員としての収入をアップさせる方法

メリットがたくさんある一方、平均年収では正社員に劣っている派遣社員ですが、以下の方法で年収アップを実現することが可能です。

専門的なスキルを身につける

年収の高い業界で働くために、必要とされているスキルや資格を身につけましょう。前述したように、専門的なスキルが求められる業界は年収が高いので、必須の資格を取得したり、スキルを身につけて専門性をアピールしたりすることで、希望の業界で活躍できるようになります。

派遣社員ならサービス残業や余計な付き合いもなく、比較的スキルアップのための時間も確保しやすいので、派遣社員として働きながら、コツコツと勉強することが年収アップの近道だといえます。

都市部の求人に応募する

東京・大阪・神奈川・愛知などの求人は地方に比べてかなり給与が高いので、可能な限り都市部での求人に応募するとよいでしょう。ただし、安易に都市部に引っ越して生活費が上がってしまっては意味がないので、その点には注意です。

派遣社員から正社員を目指す

派遣社員からステップアップして正社員を目指す方法です。具体的には、「正社員登用をねらう」「紹介予定派遣で働く」といったルートがあります。

正社員登用は簡単ではありませんが、普段から一生懸命働いて周囲が認めるくらいの貢献をすることでチャンスが巡ってくることもあります。また、一定期間の就業を経て正社員雇用の話し合いがある紹介予定派遣として最初から応募することもおすすめです。

しかし、紹介予定派遣は応募者が多く、そこでの競争率がすでに高いといった状況になりやすいともいえます。

 

ここまで派遣社員の特徴や年収について解説しました。正社員に比べると安定性や収入の面で不安のある派遣社員ですが、その代わり自由度の高さやチャレンジしやすい環境など、たくさんのメリットがありました。また、スキルアップをすることで年収アップも充分可能となるうえ、そのために派遣社員が最適の働き方であることもお伝えしました。ぜひ今回の話を参考にして、今後のキャリアプランに生かしてみてくださいね。

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